小学校のお昼休み、弁当箱を開けると大きなオムライスがはいっていた。
ご飯の具はうなぎ。
母の特製弁当・うなぎのオムライスだ。
ぼくの母の作るお弁当はすこしかわっていた。
まわりの友達のお弁当をみると、可愛い動物のカタチをしたおかずがはいっている。
こども心には、カタチの整った冷凍食品のおかずをうらやましいと思ったものの、友達からおすそ分けしてもらった冷凍食品はぼくの口にはあわない。
自慢だがおかずすべてを手作りで作ってくれる我が母の味にかなうはずがない( -̀ω-́ )ドヤ
そしてそのいたずら心ユニークさ。
ある朝ケンカをした日のお弁当。
母「あんた、今日のお弁当日の丸弁当ね(#^ω^)」
お昼休みにお弁当のフタを開けると、宣言とおり…
白米のうえに真っ赤な梅干しだけがのった日の丸弁当…
とおもいきや、
ご飯の下にはちゃんとおかずをいれてくれていた。
そんな母が作るお弁当のなかでも特に思い出深いのがうなぎのオムライス。
7月28日は土用の丑の日も近づいてきたので、思い出しながら作ってみることにした。
高いうなぎだが、ごはんの具にしてたまごで巻けば大満足の一品に。
うなぎのオムライスの作り方。
材料は
ご飯…1合
うなぎ…ハーフカット
玉ねぎ中…1こ
うなぎのタレ…大さじ3
山椒…お好みで
たまご…2こ
さとう…小さじ1/2
水…大さじ1
炒め用油…適量
塩…適量
ライスの調理
玉ねぎは食感を楽しみたいのでアラ目のみじん切りに。
うなぎは食べやすい大きさに切る。
フライパンに油をしきまずは玉ねぎを炒める。
玉ねぎをさっと炒めたら、ご飯とうなぎをフライパンで炒め、火がとおったらうなぎのタレを加える。
ライスは山椒と塩で好みの味にととのえる。
たまごのまき方
割ったたまごに、さとう・小さじ1/2、水・大さじ1、うなぎのタレ・小さじ1を加えよくかきまぜる。
フライパンは油をしきよく熱しておく。
熱したフライパンにたまごを流し入れ、よくかき混ぜながら半熟にかたまるまで火を通す。
半熟になったら、ぬれた布巾の上にフライパンを置きライスをつつんでいく。
(こうすればゆっくりたまごを巻いてもきれいなオムライスができる)
ライスをたまごで巻けばできあがり!
うん!上手にできた!
つけ合わせには、今が旬のきゅうりとこの間、天日干しにした梅干しを添えて。
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しかし、むしろ、うなぎも梅干しも夏のスタミナ食材で、相乗効果もあり効果的だとか!
自分で作ったオムライスの出来は上々( -̀ω-́ )!!
トロットロのたまごにほどよい甘辛さのライス。
やばいなぁ…これは母を超えたわ…
35歳にしておふくろの味を再現できるようになった自分…
母の思い出と一緒に、一人ぼっちでごはんを食べるのであった…(´・ω・`)ショボン
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