暑い夏に何食べる?
冷や汁なんてどうでしょう?
子どもたちの夏休みもはじまり、本格的に暑くなってきた夏。
本州の最も南にある串本町。
海に囲まれているので、朝の潮風は涼しいものの、お昼になると流石に冷房なしでは暑い…。
体温をさげるため、体が求めるアイスの勢いに歯止めが効かない…
アイスばかりでは、栄養もかたよるし、ちゃんとお野菜やお魚もたべたいところ…
それでいて冷たいものがいい。
そんなことを考えていたら思いうかんだのが、愛読書「みそ汁に乾杯」にでてくる冷や汁。

日本のスーパー健康食品・みそ汁。
そして、冷や汁に使うアジも港町・串本なら新鮮でおいしものが手に入る。
もちろん、野菜も、田舎の家なら一家に一台があたりまえの畑から。
栄養たくさん、田舎の新鮮食材を使った究極の冷や汁。
アジの干物作り
真夏の暑い日に干物作りに挑戦。
干物をつくるなら、冬の寒い日のほうがのぞましい。
それ以外なら、冷蔵庫の中でラップをかけずに魚を広げて。
暑いとどうしても、魚の血のニオイをかぎつけハエたちが寄ってくる…
ハエがふれると、魚は腐ってしまうのだ…
それでもどうしてもつくりたかったので、真夏のアジの干物に挑戦。
手に入れたのは、魚屋さんで1匹120円のアジ。
アジは基本的に小さい方がアジがよい。
(アジのアジが良い( *´艸`)プププ…どうもスミマセン…(´・ω・`))
けれども、ほぐした焼き身を使いたかったので大きいものを購入。
お腹から開き、塩分濃度20%の塩水に1時間つける。
塩水につけたアジの開きは、網カゴにいれ天日干しに。
アジを干した8月5日は、炎天下ではあるが風の強い日。
強風のためにハエはおそらく飛んでこないだろう…
そう願って、晩までアジを放置した。
野菜の収穫
8月6日、畑に野菜の収穫へ。
暑い畑で汗を流し、火照った体にキンキンにひえた冷や汁を流し込もうとおもって出かけた畑。
しかし、出かけるときには雲行きがすでに怪しかったが、とうとう本格的にふりだした大雨。
さ、さむいではないか…((((;´・ω・`)))ブルブル…
それでもせっかくやってきた畑。
雨の中、カサを指しながら野菜の収穫。
8月に入り、実がつく勢いがましてきたオクラ。
市場では味わえない、木の上で真っ赤に熟したトマト。
他の家とは比べ物にならないほど成長の遅い我が家のピーマン。
収穫してもすぐに葉がつくので、ぼくのライフラインになっている大葉。
1時間程度で、収穫と野菜の手入れをすまし帰り道に。
冷や汁づくり
集めてきた材料を組み合わせて究極の冷や汁を作り上げる作業( ・ิω・ิ)
ご飯は前日に、玄米1合に対して300mlの水(これが我が家の黄金比)、昆布を加えて浸水させておいたものを炊く。(こうすると玄米がとてもおいしい!)
昆布でダシをとり、濃い目に味噌を入れみそ汁をつくり、冷蔵庫で冷やしておく。
干し上がったアジのひらきは、せっかくだから七輪で!
(友達と一緒に、小さな晩餐会をしようとおもって買った七輪…コロナのせいで友達にも会えず…結局一人ぼっちでつかうことに…(´・ω・`))
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価格:1,490円 |
ピーマン、オクラも七輪で!
オクラは煮たほうがよかったかも…
粗熱がとれた玄米ごはんにきざんだ大葉を混ぜ込んで!
トマトもみそ汁にいれちゃう!
意外かもしれないが、みそ汁にトマトはけっこうおいしい!
焼いたアジの干物は身をほぐし、焼きピーマンと焼きおくら、ねぎもハサミでカットして!
冷たくキンキンに冷やしたみそ汁をそそげば…
はい!かんせーい☆
お昼になると晴れ間がのぞき、日差しがさす我が家も暑くなってきた。
これでこそ、冷や汁を作ったかいがあるというもの。
それではいただきます🙏
冷たくひえた汁でスーと汗がひいていく!
大葉の香りがたまらない!
みそ汁にぜったいに入れてみたかった大葉。
冷や汁の清涼感が5倍増しに!
甘い味噌にトマトの酸味がよくあう!
アジの身の塩辛くて油の乗った味のアクセント!
ネギもシャキシャキとたのしい!
オクラはやっぱり煮たほうがおいしかった…(´・ω・`)
まだまだ続く暑い夏。
みなさんも、ご家庭にある食材をごはんに混ぜて、キンキンに冷えたみそ汁をそそいだ冷や汁で、涼をとってみてはいかがでしょうか?
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