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芥川賞2022年受賞作「ブラックボックス」とごみ拾い

芥川賞2022年受賞作「ブラックボックス」とごみ拾い ごみ拾い
芥川賞2022年受賞作「ブラックボックス」とごみ拾い

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第166回芥川賞が発表されました。

芥川賞に砂川文次さん「ブラックボックス」…直木賞は今村翔吾さん「塞王の楯」と米澤穂信さん「黒牢城」
 第166回芥川賞・直木賞の選考会が19日、東京・築地「新喜楽」で行われ、芥川賞は砂川文次さん(31)の「ブラックボックス」(群像8月号)に決まった。砂川さんは3回目の候補入りでの受賞となった。

選ばれたのは、砂川文次さんの「ブラックボックス」です。

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串本町潮岬図書館「かんりん図書館」の館長さんとの付き合いもあり、(大人のふるまいもおぼえようと)さっそく「ブラックボックス」を電子書籍で購入しました。

お金の勉強本とごみ拾い
串本の老若男女の憩いの場。 「串本町潮岬図書館かんりん文庫」 今日このかんりん文庫図書館に、お金のことが学べる漫画本 「貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! 」 ...

早く読みたかったので、Amazonの音声認識ロボット「アレクサ」に、本を読み上げてもらいました。

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「アレクサ、Kindle「ブラックボックス、読んで!」」

といえばアレクサは電子書籍を読み上げてくれます。

仕事で手作業をしながら、2日ほどで本を読み終えることができました。

 

さっと聞いただけですが、ブラックボックスの内容です。

話は20代後半男性の将来に対する葛藤が描かれていました。

 

主人公カズマは、20代後半。

書類を会社から会社に自転車で運ぶメッセンジャーの仕事を非正規でしています。

位置情報をスマホで共有し、効率的に配達を行う。

まさにメッセンジャーは現在的な働き方です。

 

長距離を自転車で走る体力仕事のメッセンジャー。

体が資本の仕事もあり、「現在できていても、将来もこの仕事をやっていけるのか?」と不安を感じています。

そんな将来の不安を感じながらも、正規雇用になるでもなく、転職をするでもなく、カズマはだらだらと生活をおくっていました。

将来の不安はいつも、カズマはテレビゲームと同居人の女性にぶつけるのでした。

 

ある日、女性に子供ができてしまいます。

自分に子供ができ、「ますます真面目に生きなければいけない」というストレスがカズマを襲います。

そのストレスはついには、暴力事件に発展してしまいます。

 

ある日、カズマの収入の申告漏れで訪れた税務官。

税務官の男がカズマを笑ったように見えたのに、カズマは腹を立て、税務官の男を殴ってしまいます。

 

鼻をつぶされ、血を流しながら逃げる税務官の男。

駆け付けた警察に暴行と業務執行妨害でカズマはつかまり、刑務所送りになります。




芥川龍之介といえば、「窮地に追い込まれた人間の闇を映す」作品で有名です。

学校の国語でも習う、芥川の代表作「羅生門」でいえば、生活の窮地に追い込まれた男性が、カヨワイ老婆の身ぐるみをはがしてしまうというお話でした。

今回芥川賞を受賞した「ブラックボックス」では、「将来の不安と葛藤」が芥川作品が描く「人間の闇」のように感じられました。

 

 

最後は、監獄の中で主人公カズマが、組み立て作業の役務に取り組む様子が描かれています。

老人の役務者が、組み立ての部品をコンテナで運んできたとき、おぼつかない足の老人はコンテナをひっくり返してしまいます。

 

メッセンジャーで自転車を扱う中で、車輪の修理にはカズマは長けていました。

コンテナの車輪の修理をする中で、カズマは何かやりがいを見つけ出した様子でした。

 

ぼくも過去には10年間ニート生活で、「将来に対する不安と葛藤」という闇を抱えていました。

不安のストレスは爆発し、精神的に病気になったほどです。

 

メッセンジャーという仕事で、スマホを使った情報伝達など現代的な働き方が本では描かれていますが、将来に対する不安はどの時代でも共通しているようです。

 

20代の不安を乗り越え、現在35歳のぼく…

都会から串本にUターンし、はじめたごみ拾い。

 

ニート時代の自分の不安の闇をぬけ、ポイ捨てという人間の闇を拾う…

ごみ拾いにやりがいを見出したぼくと、芥川賞受賞「ブラックボックス」の間に、なにか縁を感じるのでした。

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