ごみ拾いをしていると串本の町の様々なことに気が付きます。
おいしい串本の飲食店

串本に咲くきれいな花

串本に咲く花・ハイビスカス
そして…
串本に自生するおいしそうな野草(๑・﹃ ・`๑)

海岸に自生するアシタバ
食用の野草として有名なアシタバです。
アシタバは、春夏秋冬一年中収穫することができます。
おいしいうえに、土があれば串本町のいたるところで見つけることができます。
(さすがに、海岸のテトラポットの隙間から生えているとはおどろきです。)
食べ方は、天ぷら、おひたし、ナムルなど。
こういった野草は、戦争前後の食べ物の貧しかった時代、サツマイモ同様人々の生活を支えてきたのでしょう。

我が家も、いろいろ必要で食費は節約したいところ…
ごみ拾いのついでに、おかずも調達していこうとアシタバを収穫しようと思いました。
しかし、みわたせば…

串本町ごみ
ペットボトル、工業油の缶、漁業用の発泡スチロールなどなどが散乱しています。
海岸でつよく自生するアシタバは、海洋ごみで埋め尽くされた土の上に生えています。
ちょっと、アシタバを食べるのにブレーキがかかってしまいました。
最近、地球温暖化の影響を受けて、食料自給を家畜から野菜に移行する動きがおこっています。
家畜の呼吸をする際に、温室効果ガスの二酸化炭素を多くだすため、温暖化の大きな原因となっているといわれています。
また、家畜から野菜に食料を切り替えるのは、世界的な人口増加で人の食料が足りなくなることも原因といわれています。
家畜一等を育てるための飼料が、多くの人の食料になるからです。
家畜から野菜食への移り変わりが理由で、野菜の需要が高まる中で話題になっているのが遺伝子組み換え食品です。
なんと、この遺伝子組み換えの野菜は、除草剤をほどこした土の上でも元気に育つようです。
なんとたくましいことでしょう!?
ところで、毒を持つ魚でフグや、内臓に毒を持つアオブダイは、毒のあるサンゴを食べているので体に毒を持っているみたいです。
なんとたくましいことでしょう!?
毒を体に宿してなお、これらの生物は生きているんですね!
…
海洋プラスチックや海に排出される工業廃棄物が心配される昨今、なくなく今晩の食料になるはずだったアシタバとおわかれしました…。
いつか、どこに生えているアシタバでも安心して食べれるような町にするぞと思いながら、ごみ拾いをするのでした。
余談ですが、クラウドファンディングのCAMPFIREさんでも、Sea-Sonsさんという団体が海洋ごみを回収する活動を行っていました。

個人の活動もふくめて、こういった団体さんの活動も応援したいものです。
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