串本といえばカツオ。
串本でカツオといえばカツオのお茶漬け。
カツオのお茶漬けといえば、萬口(まんこう)です。
串本で釣れるカツオは、ケンケン漁とよばれる疑似餌(ルアー)を使った一本釣りで釣り上げられます。
ケンケン漁で水揚げされたカツオは一匹、一匹を丁寧に水揚げするので、魚の身が傷まず、鮮度が高くとても美味しいカツオです。
この漁法はハワイから伝わったと串本の歴史書にかかれています。
和歌山県の串本町で水揚げされるカツオはしょらさんカツオ、同県すさみ町で呼ばれるカツオはケンケンカツオと呼ばれます。
両方ともケンケン漁で水揚げされますが、ネーミングの違いはすさみ町のほうがひと足早く商標登録をしたから…
串本町は一足出遅れてしまいました(´;ω;`)
しょらさんは串本の民謡「串本節」の中にある歌詞で「恋人、いとしいひと」という意味です。
出遅れてしまいましたが、恋人なんておしゃれなネーミングですね!
カツオは刺し身にしても、火で炙ってタタキにしてもおいしいですが、和歌山の郷土料理では、お茶漬けにして食べられます。
ぼくの母も、カツオがやってくる季節には、よくお茶漬けを作ってくれました。
母の味をまねしてつくったお茶漬け
「なま魚でお茶漬けにして、臭くなったりしないの?」
他県から着た人はそう思われるそうです。
しかし、まったく臭みはありません。
ケンケン漁で一匹ずつ丁寧に水揚げされ、港町・串本ですぐに市場にカツオが並びます。
新鮮なのでお茶漬けで半なまでも、魚の臭みがまったく気にならないんです!
そして、串本でカツオのお茶漬けが有名なのが、串本駅から歩いて5分たらずのところにある萬口です!
今日は、今が旬の「秋の戻りカツオ」!よく脂ののったカツオのお茶漬けを、名店「萬口」で食べてきました!
かつお茶漬けまんぷくセット&かつおコース
串本に来たなら、カツオのお茶漬けだけは食べていただきたいと思います。
そして、このカツオのお茶漬けとセットでカツオ料理をお得にあじわえるのがこの二つのセットです。
かつ茶漬け満腹セット
かつおコース
かつ茶漬けまんぷくセットには、かつお茶漬け+カツオの煮物又は腹身の塩焼きがつきます。
※煮物か塩焼きかは日替わりです。
かつおコースには、「かつお茶漬けまんぷくセット」にかつおのお造りかタタキを選ぶことが出来ます。
かつお茶漬けのおすすめの食べ方は、まずは萬口の特性のタレに漬けられたカツオをあつあつのご飯にのっけて食べます。
タレの浸透圧でカツオの出汁が染み出し、
たまりません!
次はお茶漬けでお召し上がりください。
熱々のご飯にのせたカツオの漬けに、熱々のお茶をかけるとカツオに熱が通りうっすらと白くなります。
お茶にカツオの出汁がいっぱいしみ出て、
たまりません!
しめは、特性の卵ダレでたべます。
え?ごはんがなくなってしまいました??
大丈夫です、ごはんは一回だけおかわりすることができます。
(カツオの漬けはおかわりできないのでお気をつけください)
白いご飯の上に、カツオの漬けをのせ、カツオの中落ちを溶いた卵ダレをかけます。
ただでも脂が乗ったカツオに、卵ダレが絡みつき濃厚…
たまりません!
(申し訳ございません、食べているときの写真は取り忘れましたので、脳内で妄想、もしくは串本に実際にお越しになりお召し上がりください)
カツオを満喫し、至福の時間が済んだら、支払いをすまし、店員さんにお礼をいって店をでます。
余談、
この日は、友人の誕生日プレゼントのごちそうに萬口にかつおのお茶漬けを食べに行ってきました。
かつおにはビタミンB1が含まれており疲労回復効果があるといまれます。
連日、コロナ対策で夜遅くまで役場で働く35歳既婚者((“ ̄д ̄)ケッ)の友人。
かつおコースを腹一杯にたべた顔は、食前の疲れた顔とは打って変わって、中学生時代のような元気で若々しい姿にもどっていました。
(個人の感想によるものです)
他県のふつうの田舎や都会の忙しさに疲れてしまったとき、海、山、川の美しいド田舎・串本にきて、美味しいカツオをたべて疲れを癒やしてみてはどうでしょう?
串本茶漬け「萬口」
営業時間:11:30~21:30
定休日:水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)
場所:串本駅から徒歩で5分

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