ごみ拾いと食への思い…
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はじめは串本に帰郷し、なにげなくはじめた「ごみ拾いボランティア」でした。
豊かな海、青い山、自然な空気…
魚や野菜、たくさんの生物が生きる環境が串本にはある。
串本で再び生活をはじめ、痛感したことでした。
今、強くぼくのごみ拾いを続けさせるものは、自然豊かな串本で生活する中で「食への思い」を痛感させられるからかもしれません。
子どものころは、半分くらい自給自足
ぼくの祖母は、畑で野菜を作っていました。
ぼくが、テレビで化学的な農薬をつかわない「無農薬野菜」の特集に夢中になっていたので、祖母は無農薬で野菜を作ってくれていました。
祖母は素潜りで尼さんもしていました。
小学校から帰ってきたときのおやつは、祖母がとってきた、「めぇ」で巻いたおにぎりを喜んで食べていたことを、ぼくはおぼえています。
「めぇ」というのは、「ひろめ」とよばれる海藻のことです。
参考

ぼくの母も、毎日、新鮮な野菜や魚を使い料理を作ってくれていました。
当時は学校給食というものがなかったので、お弁当もすべて手作りです。
(美食だったぼくは、冷凍食品をたべない、めんどくさい子どもだったのです(´・ω・`))
料理に興味があったぼくは、「食生活アドバイザー検定」の勉強をしたことがあります。
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本によると
「食べ物のあじは、味覚だけでなく、その場の雰囲気や個人の思い出も美味しさに関係がある」
と書かれていました。
単に塩分が~%で、うまみ成分~酸が豊富に含まれている!
という成分だけではなく、
「その人がどんな生活をしてきたか?」
「その人の今の気分はどうか?」
「食品がどうやって食卓にとどいたか?」
というストーリーや環境的なことも、人間が「おいしい」と感じるには重要な要素ということです。
「たしかに、串本の新鮮な空気を吸いながら、親が作ってくれた料理を思い出しながらご飯を食べるのはおいしい…」
串本に帰ってきてから、「食べているときが一番幸せ!」と思えるのには納得がいきます。
今ごみ拾いをするのは…
今ごみ拾いをするのは、良心とかモラルというより、人間としての生活を受け入れたからなのかもしれません。
今でも思い出すのは、ペットボトルにはさまり逃げれなくなったヤドカリの姿をツイッターで見たことです。
それから数日後、海でごみ拾いをしていると、透明なビニール袋にはさまり、逃げれなくなった魚の姿をぼくは目にしました。
弱肉強食…
人間が出したごみに、生物が適用できず死んでしまったといえばそれまでです。
「かわいそう…」と思うのも、人それぞれのことですし、他の動物に対して過度に感傷的になる必要はないのかなと…
ただ、今ごみ拾いを続けるのは、「ごはんをおいしく食べたい」と思うからです。
毎日串本の町を歩いて、串本の町のことを知り、子供のころ食べていた食べ物がどうつながっているのか知りました。
食べ物の実際に生きている環境も目にしますし、食べ物を販売している町の人とも出会います。
そんな生物の生きる環境や、町の人との出会いが、自分の美味しさを感じさせる環境やストーリになっています。
だからこそ、自分が串本に住んでごはんをたべるのが、よりおいしいのだと感じられます。
もちろん、生物の生きている環境がすべてキレイなわけではありません。
キレイだと感じる場所もあれば、食べることに恐怖を覚えるようなばしょもあります。
ただ、生活に娯楽など食べ物以上のものを求める人間には、そういった汚れも必要なものなのかもしれません。
光の部分も闇の部分もうけいれて、人間も生物である以上食べなければ生きていけないし、働くこともできない…
そんな部分を知ったからこそ、より一層おいしく感じられるのかもしれません。
(かつて、人間の闇の部分を働かない理由にしていたニート時代の自分へのかるい自虐です(´・ω・`))
仕事で町の特産品のラベルになるイラストを描かせてもらいました。
特産品は町の農産物の加工食品です。
イラストを描かせてもらうのはとてもうれしいことです。
ただ、イラストはパソコンを使って描くので、どうしても電気代、半導体の作成など環境負荷がかかります。
「しょせん俺はけがれた人間だ…」
かつての病が、顔をだします。
それでも、神様が今の人間の環境をつくる知恵をあたえたわけですし…
せめてもの行いとして、掃除は神事というのかな?と解釈し、自己満足にひたるため、おいしいご飯を食べるため、今日もぼくはごみ拾いに行くのでした。

「食への思い」とごみ拾いボランティア
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