和歌山県の端っこにあるのが串本町です。
一様、串本は和歌山県の一部なのですが、県庁所在地の和歌山市との距離は約141km離れたところにあります。
Amazonの定額で本が読み放題のサービス「Kindle Unlimited」を物色していたところ、こんな本を見つけました。

「和歌山あるある」は「串本でもあるある」なのか…?
この疑問に、人生の90%を串本で生活してきたわが肉体をもって検証してみたいとおもいます( ・ิω・ิ)!!
和歌山の歌
和歌山県民ならだれもが歌うことができる歌が
・オークワの歌
・スーパー松源の歌
・とれとれ市場の歌
です。
「幸せですかぁ~?」「今日も予算があまったわ♪」「とれとれとれとれとれとれとれとれ…♪」
これは串本でもあるあるです!
和歌山県内で放送されている和歌山県放送…
その中で繰り返し放送される「オークワ」「スーパー松源」「とれとれ市場」のCM…
和歌山県民は絶えずこのCMをきき続け洗脳を受けています。
高校生にもなると、ちょっと生意気になり校歌も歌わなくなります。
もしかしたらこの3つのお店のCMソングは歌えるけど、高校の校歌は歌えないという人も多いかと思います。
(ぼくもそのうちの一人です…。高校の校歌はおぼえていません…)
「スーパー松源」「とれとれ市場」は串本にはありませんが、「オークワ」は串本にもあります。
和歌山県内に55店舗あるといわれる「オークワ」は、串本町でもおなじみの庶民のライフラインです。
串本にあるスーパーは、「オークワ」と「Aコープヴァセオ」。
「Aコープヴァセオ」の方が、農協の系列の店舗なので、野菜や魚などの生鮮食品の評判は良いです。
一方で、「オークワ」の強みは加工食品が安いこと…
それと、和歌山県民を洗脳する「幸せで~すかぁ~」ではじまる「オークワ」の歌です。
「オークワ」に入ると、繰り返し、繰り返し、繰り返し…このオークワの歌がながれています。
「オークワ」から出てきた串本町民は、「幸せで~すかぁ~」と口ずさみながら、幸せそうに帰路につきます。
(ウソです( ・ิω・ิ)!)
冬はみかんで手を黄色く染める
和歌山県はみかんの生産量No.1の県です。
冬になったらコタツでみかん!
みかんはダンボールで買い、1日のみかん消費量は、一人2桁は当たり前!
高校球児にはオニギリよりみかん!
それが和歌山県です。
これは、串本でもあるあるです。
我が家でも、串本から1時間ほど離れた田辺市に母が車を走らせ、ダンボールで温州みかんを買いに行ってくれていました。

もちろん、冬はコタツの中でみかんを10数個たべ、手は真っ黄色です。
串本町でも、庭や畑、いたるところにみかんの木が植えられています。
我が家でも樹齢70年近くになる甘夏というみかんの木が立っています。
串本町大島では金柑、串本町のとなり町の古座川町ではゆずをはじめ沢山の品種のみかんが串本にもあります。
トルコと姉妹都市和歌山
トルコの姉妹都市和歌山…
正確にはトルコの姉妹都市和歌山の串本です。
1890年、串本町の大島では、トルコの軍艦エルトゥールル号が難破する事件がおきました。
串本町大島の人々は、難破したトルコ人船員を、命がけでたすけました。
大島の村人の生活は貧しいものでしたが、非常食のさつまいもや鶏をつぶして、トルコ人船員にあたえ、看病しました。
それから百年後の1985年、イラン・イラク戦争のさなか、イランに海外赴任していた日本商社マン家族たちを救ったのがトルコの人たちです。
トルコの人々は、飛行機を飛ばし、日本人がイランから脱出する手助けをしてくれました。
「なぜ、こんなふうに助けてくれるのか?」と日本人が聞いたところ、「百年の恩返しだ!」とトルコ人は答えてくれたそうです。
このトルコと日本の絆のはじまりの町が和歌山県の串本町なのです!
和歌山県民は地元から出ようとしない…
ほとんどの和歌山県民が、他県には就職せず地元に就職するようです。
これは串本でもあるあるです。
ぼくの小学校の同級生12名のうち9名は、一度は他県に出たものの串本に帰ってきました。
現在、串本町内で就職に有利なダイバーや介護士の資格を、串本高校在学中に取得する支援が行われているようです。
我が子を外に出したくない過保護な串本町です😅
そしてぼくが最初に勤務したのも串本町にある我が家でした。

10年の我が家での勤務の末、一度は大阪に就職をしたものの、1年働きまた串本に帰ってきました。
和歌山県民は地元から出ようとしない…
これも串本あるあるのようです( ・ิω・ิ)
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